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ミチヤです。 バイク歴は6年ほどで、YZF-R6には約2年ほど乗っています。 本記事は、初心者でもYZF-R6に乗って良いのか、と悩んでいる方向けの記事になります。 先に結論を言ってしまうと、おすすめはできない、というのが回答になりますが、以下で詳しく解説していきます。 初心者にYZF-R6はおすすめできるのかシート高姿勢エンジン特性補足YZF-R1との比較YZF-R6はダメなバイクなのか中型からのステップアップが望ましい欲しければ、買うしかないスポンサーリンク初心者にYZF-R6はおすすめできるのか先日、下記のツイートをしました。 細かい話なのですが、乗れるかどうかとおすすめなのかどうかというのは別の話です。 当たり前ですが、どんなバイクでも基本的な操作も同じなので、乗ることは可能です。 極端な例ですが、MotoGPマシンも真っ直ぐ走るだけなら誰でもできるはずです。 ですが、それぞれのバイクにはそれぞれの個性や特性がありますよね。 その個性的な部分を考えた時に、YZF-R6は初心者向きではないかな、という印象のあるバイクというわけです。 YZF-R6の初心者向きではない(乗りにくい/疲れやすい)要素は以下の3点ですね。 シート高姿勢エンジン特性それぞれ解説します。 シート高皆さんご存知の通り、YZF-R6のシート高は850mmとかなり高めです。 基本的にこのシート高が楽だと言える身長の持ち主はかなり少ないと思うので、足つきは悪いと言って良いでしょう。 足がつきにくいのは立ちゴケなどの転倒に繋がりますし、バイクにまたがることが苦痛になりかねません。 物理的な余裕は必要ですね。 私は身長170cmで、両足をつくとつま先立ちになってしまい、踏ん張りはあまり効きません。 片足なら、座る位置をずらすことでかかとまでしっかりつくことができるので、基本的に片足で足をつくようにしています。 慣れれば無意識で動けますが、最初は少し戸惑いがあるかもしれません。 姿勢スーパースポーツバイクは姿勢がきついです。 その中でもYZF-R6は輪をかけてきついと言えます。 YZF-R6のインプレにも書いたのですが、国産のスーパースポーツバイクだと、YZF-R1とYZF-R6が一番姿勢がきつく、他は大体同じくらい、という印象です。 この姿勢のきつさに、上記のシート高が加わります。 購入を検討されている方は必ず跨がってみた方が良いです。 エンジン特性YZF-R6は下が薄く高回転型だ、とよく言われていますが、概ねその通りだと思います。 下が薄いと発進時のクラッチ操作でやや気を使うので、トルクのあるバイクより疲れます。 また、高回転型だと振動が凄いので、長時間乗ると手が痺れます。 酷くなると、足先まで痺れることもありますね。 つまり、楽にツーリングできるエンジンではないということです。 補足YZF-R1との比較これもたまに見かける比較なので、補足がてら解説します。 よく言われるのは、リッターバイクの方がミドルクラスのバイクよりエンジンを回さなくて良いから疲れない、という主張です。 これはYZF-R1とYZF-R6に当てはまるでしょうか。 乗り比べた私の体感ですが、これはケースバイケースとしか言い様がないです。 旧モデルのYZF-R1なら、間違いなくYZF-R6よりも乗りやすかったと思います。 ですが、現行モデルのYZF-R1はかなりサーキットよりに作られているので、街中ではかなり辛いです。 シートはYZF-R6よりも幅広になっているので、比較するとYZF-R1の方が足つきは悪くなっていますし、Aモードだと1速30km/hでエンストが気になるくらいです。 なので、ひたすら高速巡航するならYZF-R1の方が楽だと思えますが、様々な場所を走行するツーリングをするとなると、何とも言えません。 ただ、どちらが初心者におすすめかと訊かれたら、間違いなくYZF-R6をおすすめします。 YZF-R1はそれくらい過激なバイクというか、サーキット重視の運用を重視したバイクです。 ある意味、割り切ったバイクとも言えますね。 スポンサーリンクYZF-R6はダメなバイクなのか上記で解説したおすすめできない理由をざっくりまとめると、YZF-R6は乗りにくいという結論になってしまいます。 ですが、その乗りにくさに繋がる要素を理解していくと、素晴らしい乗り味を楽しむことができます。 私がYZF-R6に感じた印象はインプレに書きましたので、よろしければそちらもご覧下さい。 YZF-R6は唯一無二の素晴らしいバイクです。 参考:YZF-R6(2017)に一年間乗った私のインプレ 中型からのステップアップが望ましいこれはYZF-R6に限った話ではないですが、基本的に大型バイクに乗るなら、中型バイクである程度経験を積んでからが望ましいです。 大型バイクは本当にパワーがあるので、初バイクが大型バイクというのは、やはり不安があります。 だいぶ前のことですが、二輪免許には大型と中型という隔てはありませんでした。 ですが、いきなり大型を乗った人で事故を起こしてしまった方は少なくなかったようです。 バイク仲間が亡くなったという経験をされた方、結構身近にいます。 欲しければ、買うしかないどんなバイクに魅力を感じるかは人それぞれです。 特にYZF-R6は2017年にモデルチェンジし、本当に美しいバイクになりました。 バイクを外見で選ぶというのは全然OKですし、むしろ見た目が気に入らないと、どんなに高性能なバイクでも愛着が沸かないでしょう。 かく言う私も、スーパースポーツを買う際に最も重視したのは外見でした。 スーパースポーツを選ぶという時点で、性能に関して疑うべくもなかったですからね。 その後、YZF-R6を実際に試乗し、購入を決めました。 乗り方はある程度ライダーが合わせていけるので、よほど気に入らない限りは買ってしまいましょう。 これだ、と思える相棒を見つけられたら幸せですよね。 最新バイクカタログ 2019 (エイムック 4304) |
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